スタッフブログ

なぜかここにいる・・・
2021年08月22日

今日は普段このブログを書いている僕のことをちょっと書いてみたいと思います。(興味無いと思いますがちょっとの間お付き合い下さい…)
ちょっと内容が恥ずかしいので両親がこのブログを見ないことを願いつつ書きます^_^ ;
 
僕は現在3〇歳の2児の父です。妻と5歳の娘、3歳の息子の4人家族です。
そんな僕の身近には小さい頃からバスがありました。
だから今の仕事に就くことは自然な流れだったのかもしれません。いや?親につけられた道だったのかもしれません(笑)
 
僕の父は運転士、母はバスガイドでした。
僕が今の息子ぐらいの時には自分の親がバスの運転士、ガイドであるということを認識していたと思います。だから3、4歳の時には親の仕事を分かっていたということですね。
うちの両親が現役でバスに乗っていた頃はいい時代で貸切バスってとっても忙しかったんですね〜
だから泊まりの仕事も頻繁にありました。
その度に寂しい気持ちがあったので幼い頃の僕は両親の仕事があまり好きではありませんでした。
親の泊まり仕事が1番嫌だと感じたのは小学校4年生の時。
祖父が階段から落ちて救急車で運ばれるってことがありました。何事もなくすぐ帰って来ましたが、大切な人を失うのではないかとドキドキしました。その前にはひぃばあちゃんが亡くなっていましたし、歳の近い子が病死したこともあったりで人の死を妙に恐れてしまう自分がいました。そんな時の僕は「行かないで」と思っても口に出せない子で耐えていたような気がします。1番そばにいてほしい父、母が泊り仕事でいないというのは頼るところを失うようで怖かったし、行ってほしくない気持ちがすごく大きかったです。
今振り返ってもこの時が1番親の泊まりが嫌だった時だと思います
我が家は旅行をたくさんする家でしたが、このじいちゃん階段落下事件後しばらくは家族で旅行に行ってる間にも祖父母に何かあるのでは??と心配になったりするような僕はそんな繊細な子供でした
父と母は旅好きなのもあってきっとこの仕事をしていたんでしょうね。夏休みや冬休みには、色んなところに連れて行ってくれました。

そんな所には今とても感謝しています。
泊まり仕事の時は泊まり先から電話をかけてきてくれる両親でした。(特に母)ケータイなんてない時代ですから公衆電話からかけてくれていたのでしょう。泊まり先からかかってくる電話はとても楽しみでした。
長旅に出ていた父からはハガキが届いたこともありました。時代ですね〜
今自分も同じ職に就いて思うのは寂しかったのは子供だけではなく両親もだったのかもしれませんね。
今、僕が泊まりの時は子供たちとテレビ電話をします(*^^*)
時代ですね〜
 
ふとじゃあ自分がいつバスに興味を持ったのか考えてみると、そのじいちゃん階段落下事件よりも前でした。小学校2年生の時にバスのカタログを父に貰ったのがきっかけだと思います。当時90両近く所有していた会社だったので、会社前の通りからは全ての車両を見ることは出来ず、カタログの中で初めて見る車両も多くありました。それがとても新鮮でした。
そのあと車庫に連れて行ってもらい、その当時の看板車両(天井がプラネタリウムのバス…いや〜バブリーですねw)に乗せてもらい洗車機を通った記憶なんかは鮮明に残っています。
それがバスに興味を持ったきっかけだと思います。
そして運転士という職を考え始めたのは小学校3年生の時です。
思い返すと父とお風呂に入っている時でした。
「お前も運転士になれ」と言われた記憶があります。それ以降色んなポイントでその言葉が蘇りました。その言葉が大人になっても残っていたのは事実です。そして今があるのかなと思います。
親が何気なくかける言葉って子供に影響するもんですね!(汗)気をつけよっ(笑)
そんなこんなで今運転士やってます!!
なかなか親が仕事をする姿を見るってことは一般的には難しいと思いますが、そういう意味では僕の場合は働く親の姿を自然と見ていたのかなと思います。
町内の日帰りバス旅行に父が今では珍しい二階建てバスに乗って現れたこともありました。
ミョウガを食べたら物忘れをすると昔の人なんか言いますが、僕の方が翌日の旅行にドキドキしていたのか、前日にミョウガを食べていた父を見て心配になり「明日運転できんくなるよ」って言った記憶があります。僕がそんな発言をした横で祖母が「ありゃほんとや〜」なんて笑っていました。
当時はなんとも思ってなかったけど、記憶に残っているということはいい思い出なんだと思います。
今は僕が娘や息子を乗せることもありますが、ちょっとでもいい思い出になってくれていたらいいなと思います。

両親の泊まり仕事が嫌だった僕、そんな僕も親と同じ仕事を選んでしまいました。
コロナ禍において唯一いいなと感じるのは泊まり仕事が少なく、家にいる時間が長くなったこと。
子供たちと過ごす時間が増えたことです。
ここ最近泊まりがないから子供たちは寂しくないだろう!と思っていましたが、土日に仕事に出ると「お仕事行かんといて〜」と言われるようになりました(笑)行け行けって言われるのではなく「行かないで」と言ってくれることを思うと、今のところ子供たちに好かれた父ということでいいのかな?(笑)ありがたや〜
ということで今日は僕のことをちょっと書いてみました( ̄▽ ̄)長い文のお付き合いありがとうございました。
 
さぁ!父ちゃん今日も家族のために仕事頑張るぞ!!

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