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知っていますか?part2
2021年08月04日

うちのバスはみんなディーゼルエンジンなので軽油で走っています
その軽油をバスに満タンに入れると何ℓ入るでしょうか?
大型バスであれば約400ℓです。(車両により400~460ℓ
ドラム缶が1本200ℓなのであの大きなドラム缶2本分が入るんですね〜
ここでちょっと計算(笑)
いつも会社は燃料カードで給油しているのでもう少しお安いですが、さっき通った近くのガソリンスタンドでは軽油が130円。レギュラーやハイオクに比べるとお安い軽油ですがそれでも大型バス1台満タンに軽油を入れると…52000円!!
おー!いいお値段!!って感じです(笑)
バスは走る条件によって大きく変わりますがだいたい2~5km/ℓ走ると言われています。
今どきのエコカーがカタログに載ってる燃費で30km/ℓとかって普通にあることを思うとバスって全然走らんやん!!ってなりますね(笑)
でもどうですか?計算してみると条件よく走れば1回の給油で2000km近くも走れるということですよね!そう思うとすごい!!2000キロと言うと…
ここからどこまで行けてしまうのでしょう??
Googleマップによると金沢から長崎、金沢から北海道を往復できてしまう距離です(笑)

これはあくまで計算上でエアコンの使用や道路状況によって燃費も大きく変わってしまうので、実際はどこか途中で給油することにはなります。
でもそう思うとバスってすごいじゃん!って思いますね^^
自家用車が2~5km/ℓでは困りますが、大人数を運べる乗り物が2~5km/ℓは車に何台も分乗して目的地に行くよりも、もしかしたらバス1台で行くと燃料代や高速料金を考えるとお得?さらに運転もドライバーにおまかせ!そう思うとバスも案外損ではないのかもしれませんね!
ちなみに皆さんの車の給油口はどこにありますか?右か左かどちらか片方ですよね。
燃料計にある ▶のマークで自分の車の給油口を判断している方も多いのではないでしょうか?
ちなみにこれは我が家の車ですが◀なので給油口は左側(助手席側)と分かりますね。
ではバスはどこでしょう!
あれ!?ない!!
そうなんです!!自家用車では当たり前のこの表示。バスにはないんです(笑)
なぜならバスの給油は右からも左からもできるのです!!(所有のバスでも一部例外はありますが…)

これすごくないですか??
自家用車で特売日にセルフのガソリンスタンドに行ったら混んでて
そんなときほど自分の車の給油口とは反対の給油場所が空いていることありませんか?
方向を変えて入れることもありますがその方向を変えようとした瞬間に別の車が来ることもしばしば(笑)
なんで最近は大人しく待ちます^^;
そんな時バスみたいに両方だったらいいのになぁーと思ってしまいます(笑)
またバスには軽油以外にも車両によってアドブルー(AdBlue®)も入れます。
アドブルーって言うのは高品位尿素水のことでディーゼル車においては何もしなければ排出ガスに窒素酸化物が排出されてしまいます。この窒素酸化物は光化学スモッグや酸性雨などの原因となってしまうもので環境汚染物質と言われています。それを無害な窒素と水に分解して外に出すシステムがバスにはついています。無害化する際に必要になるのがこのアドブルーです。なんか難しいですが環境に配慮するシステムがバスの中にはあるんですね
昔のバスの排気ガスはとっても臭かったですが、最近はそんなに臭くないですよ!これもこのシステムのおかげかな??
最近はガソリンスタンドにもアドブルーを置いているところが増えてきたので、目にされている方もおいでるかもしれませんね。
バスやトラック今ではディーゼルエンジンの乗用車にも使われてますね!
今と昔ではバスも大きく変わりました。
うちには社長含めてバス業界で長く働く大先輩がたくさんいるので、今と昔の違いなんかも今度は色々インタビューしてみたいと思います!
知ってますか?part3もどうぞご期待ください!!
いや…ほどほどに期待してみてください(笑)
では!また!!

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