スタッフブログ
来年の話をすれば鬼が笑うとは、よく言いますが、じゃあ過去の昔話をしたら誰が笑うのでしょうか?誰も笑わないって?そうかもしれません。でも今回は昔話をば少々しようかと思います。
バス乗務員歴は15年目に突入(と、言いながらここ2年は雑用係)してますがこの年月の中で突然の車両故障、突然の通行止め、接続交通の突然の運休は、誰よりも多い方だと思っています。何十年もドライバーをしてる方でも『車両トラブルがほぼ無い』や『間に合わないと思った飛行機や電車、フェリーに間に合った』と仰る方も多いのに、何故に僕はこうも人が滅多に遭わない目に遭うのでしょうか(笑)?
全部喋ればキリが無いので、傑作選とゆーことでその中の印象で残った一部を喋らせて下さい。
・・・『喋る』ってか、アータここブログの中だから『書く』じゃねーのか?とかそんな細かいことに突っ込まないでくださいね。
『黙って書け!』、『はい、とぅいまてぇーん』(古っ)
佐渡に行った時のお話。佐渡へは乗務員になってから2回行きました。
初めて仕事で行った時は、募集ツアー。(本当に初めて上陸したのは小学校3年生の夏休み家族旅行)
同じコースに先に行ってた年間同期の方に道を教えてもらってたので、難なく行程をこなし1日目は終了。問題は2日目。
昼前に直江津港行きのフェリーに乗船完了。
出港までの時間デッキに出て、1日半滞在した佐渡の景色を眺めながら(画像はイメージ、、、ですが佐渡の景色です)
『次はいつ来れるのやら・・・』と、物思いに更け出港を待っていたらどうも様子がおかしい。
胸騒ぎ(大袈裟な)しながら乗務員部屋に戻ると乗り組みのガイドさんが一言。
『秀ちゃん(皆さん僕をこう呼んでくれていた)フェリー出んかもしれんしお弁当食べといた方がいいよ』と。
とっとと弁当を食べる。すると予感的中!
フェリー故障!!
新潟港行きの航路に乗ってくれと。
オーマイガー!
下船し、新潟港行き航路の出ている両津港まで約40分の道のりを、1日掛けてやっと慣れた佐渡の道をイソイソとひた走る。道中、別のコースで佐渡に上陸していた故障したフェリーに乗れていれば絶対会うことのない同じ会社のバスとスライド。ドライバー、ガイドから『???』という顔で見られながらひたすら両津港を目指し新潟港行きフェリーに滑り込みセーフ!慌ただしく佐渡にお別れしました。
しかしこれだけでは済まされませんでした。
3年前の4月初頭、2回目の佐渡行きの業務。次こそはすんなり行くだろうと思っていたのも束の間。
集客を終え直江津港に向かっている最中に添乗員さんの元に電話。
『荒天で直江津港から小木港行きのフェリーが欠航』
オーマイガー!
新潟港行き航路は動いていたので、またしても!新潟港~両津港行きの航路に乗ることに・・・
『あのぉ、僕って直江津港~小木港の航路に縁が無いんでしょうか・・・』心の中で誰かに問う。
北陸道を乗り組みの先輩と交替しながらイソイソと新潟港に向け走り何とか昼に乗船完了。
前は急いで弁当食べたから今回は、ゆっくりと弁当を食べる・・・ハズが海が荒れている為に船酔い。
昼食を食べるような時間はとっくの遠に過ぎてたけれど、やっと身体が落ち着いたので弁当を食べる。
そうこうしている間に佐渡の山並みが見えて来て何とか無事に仕事で2回目の佐渡に上陸しました。
上陸後は特に問題もなく佐渡内を巡り、帰りは初乗船の高速フェリーに乗って佐渡を離れ無事に直江津港に到着!帰りの道中、季節外れの雪に降られながら(ハンドル持ってたのは先輩)帰ってきました。次、佐渡に行く時は また何か起こるのかしら(笑)あ、でも もう雑用係だから行くことないか(笑)
と、言うワケで今回は佐渡に仕事で2回行って2回ともフェリーにすんなり乗れなかったというお話をさせてもらったワケなんですが、他にも色んな話を持ってるのでそれは追々お喋りしてこうとは思うのです、、、が!それでも気になったそこのアナタ!(おるんかい、そんな人・・・)僕をとっ捕まえて聞いてみてください(笑)
次は何事もなく佐渡へ渡れますか?
『さぁ~どぉかな~?』
・・・寒っ!!
お粗末様でした。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。また読んでください。