スタッフブログ
今回は、バス車内のことについて書いてみようと思います。
まず皆さん、バス車内のシートやシート周辺の装備品、カーテン、照明器具、床材の柄、その他諸々の装備品は、どこの事業者さんも一律、同じではありません。知ってましたか?
『そんなこたぁ知っとるわ!タワケがぁ!』と思った方はここでお帰りになるか申し訳ありませんがイヤじゃなければ少々お付き合いくださいませ。
まず、補助席
補助席には格納タイプとむき出しタイプとがあります。やはり見た目が大事というか格納タイプの方がすっきりしていてお上品に見えます。
そしてシートの柄。メーカーさんの方である程度カーテンや床材と一緒にトータルコーディネートされたものが用意されていますが、拘りのある事業者さんでは、シート表皮に会社名を入れたり、設定のない華々しい柄に変更したりしている事業者さんもあります。弊社はメーカー標準仕様がメインです。
シート周辺の装備品(申し訳ありません、画像はありません)シートバックにカップホルダー若しくはテーブルとカップホルダーというのが一番スタンダードな仕様ではないかと思います。近年ではシートの脇にコンセントやUSBポートを装着する事業者さんも増えてきました。(弊社ではごく一部の車両のみ後方にコンセントを装着した車両が在籍しております)ちなみに、各座席にテーブルを装着するのは北陸のバスの特徴という話を聞いたことがあります。なぜか?➡️コロナ以前、長距離のツアーなどでは道中でお弁当の積込が多かったことが一つの理由に挙げられます。
続いてカーテン
これは、二つのタイプに分けられます。
まずはアコーディオンタイプ
そしてアコーディオンではないタイプ。
個人的主観ですがアコーディオンタイプの方がカチッとしているので断然、お上品に見えます。
アコーディオンタイプは広げるとこんな感じです。カーテンも上記の通りトータルコーディネートで指定された物が付く場合とオリジナルで用意した物が装着できる場合があります。
まぁ~言ってしまえば、気に入った生地をカーテンサイズに合うように仕上げてフックさえ付ければ何でもカーテンにはできるのですが・・・(汗)
さて、続きまして照明器具も車内の雰囲気を印象付ける重要なアイテムの一つと捉えております。以前のブログにも書いた通り、個人的な意見ですがシャンデリアを装着した車両が一番好きです!(こんなこと言いながら現在弊社には一台も存在しません(汗))
それはそうと、メインとなる蛍光灯やLED照明もカバーの違いで画像のような間接照明タイプ(わかりずらくてごめんなさい)に、できたりこちらのような、どストレートに照らすタイプにできたりします。夜の画像ということは関係無しにして、明らかにどストレートで照らすタイプの方が明るいです。しかしながら見栄えからすれば間接照明の方がオシャレです。
余談ですが弊社はシャンデリア装着車はいませんが、ダウンライト装着車は在籍しております。
これだけでも印象が違います。
LEDの『シャキーン!』(どういう表現よ・・)とした光が多い昨今、やはり古きよき時代を思い出させられる暖色照明は、癒されます(笑)
床材の柄もトータルコーディネートでこのシート、このカーテンには、この床と決まったものがメーカー側で用意されてますが、これも各社それぞれの拘りで木目調だったり石畳柄だったりにできたりします。弊社はシート紹介の所で床が写っているのを見ていただければわかりますが、スタンダードな仕様です。事業者さんによっては、絨毯敷きで土足禁止という事業者さんもあったりします。床と言えば僕は床ワックスを掛けて、掛け終えた後に光る床を見て『綺麗になった!!ニヤニヤ(笑)』と自己満足に陥ったこともありましたなぁ~(笑)
と、まぁ今回はバス車内でお客様の目に止まるモノを中心に書きましたが、他にも収納棚のレイアウトや、収容能力、マイクジャックの位置、冷蔵庫やカーポットなど車両や事業者によって異なることが数え切れないくらいあります。バスに乗るときはこういったマニアック(?)なことを探して乗ると、また違う視点でバスを楽しめる・・・かもしれません!
それでは皆さま、ご利用をお待ちしております!